令和2年1月20日初めての試験

普通自動二輪小型限定 初めての試験
令和2年1月20日、いよいよ、試験の日がやってきました。
前に試験場に来た時にスマホで撮ったコース図の写真を見ながら、走行コースを繰り返しイメージしてきました。
そして実際にそのコースを走ることになります。
コース順のほかに不安なのは、バイクの操作です。
練習用のバイクは50ccスク-ターのため、マニュアル車のギアチャンジ操作がきちんとできるかどうかが不安です。
試験コースは、試験開始前に歩いて確認することができます。
とにかく時間いっぱいあるくことにしました。
試験車両はHONDA-CB125T。試験官の説明ではパワーがないので最初の50km走行のときには少し思い切っていってくださいとのこと。
この日の試験は普通自動車と二輪車。
それぞれに担当の試験官がいます。
試験コースを歩き続けて、開始時間が近づいてきたころに集合場所に戻ります。
集合場所で待機することしばらく、その日に担当する試験官がやってきて、ゼッケンが配られます。
その後、試験についての説明。試験のための説明なので、集中して耳を傾けます。
試験は、大型自動二輪、普通二輪限定解除、普通二輪オートマ、普通二輪小型限定、そして普通二輪小型限定オートマの順で行われます。
実技試験スタート
大型自動二輪車試験を受けた方は完走。その次の普通二輪限定解除の方が一本橋で落輪、普通二輪オートマの方がクランクで落輪。ちょっと嫌な雰囲気になってきました。
途中で中止になると順番が早く回ってきます。
いよいよ自分の番となりました。
試験官の方をみて、合図があったら手を挙げてスタート。そして左右確認して乗車。出発の準備を整えてスピーカーからの指示があったら、手を挙げて走行開始です。
手を挙げるのは、試験が終わって下車したあとに挙げるのを入れて3回になります。
乗車して発進するまでの間にも原点ポイントがあります。一つずつ丁寧にいきたいのですが、もう胸がドキドキでそれどころではない感じです。
ミラーの位置調整をして、セルを押してエンジンスタート。
スピーカーからの指示があったら、ギヤをローにいれて、後方確認後発進。
シフトアップしながらコース合流。後方確認を何回もします。
コースに入ったら順にシフトアップして5速へそして50km指定速度まで上げます。
事前に試験官が言っていたように、試験車両CB125は加速が鈍い、初めて乗った車両で、ドキドキ状態で思い切ってアクセルを開けるとなんとか50kmに。そしてすぐ右カーブ。
今回は、②コースなので右折、左折、左折、右折。コースの順はスピーカーを通して指示してくれます。
コースは暗記しているはずですが、ドキドキで走行していると、忘れてしまいます。
そんなとき、スピーカーからのコース指示はとても助かります。
当日はまだ寒く、バイク屋さんで買った厚手のグローブをしていたこともあり、ウィンカーボタンの場所がよくわからずちょっと苦労しました。
そして2回目の右折をしたら、最初の課題1本橋へ。
一本橋前で停止。深呼吸して左右確認してスタート。
ローギヤのまま、1本橋に両輪が載ってしばらくすると、前輪がふらふらし始めたため、無理をせずにコースアウト。
ここで試験終了、スピーカーから出発点に戻る指示が出ました。
コースを大回りして出発点へ戻り、下車して手を挙げておわり。
試験終了後、試験管から総括と個別にアドバイスがあります。
一旦ロビーに出て、合否発表を待つことしばらく。
その日は、合格者ゼロでした。
受付カウンターで次の日程を試験官からもらうとき「全然ムリでした」とつぶやいたところ。
「そんなことはない、とくに50km指示のところは初めての人は出せない人が多いのに、よく50km出せたと思う。ただ右折の大曲がりがあったかな」
ちょっとお褒めの言葉をもらったようで、少し安心して1回目の挑戦終了となりました。