令和3年6月7日

大型自動二輪一発免許の試験1回目

大型自動二輪の1回目の試験になりました。

試験車両はCB750F。とってもオーソドックスなナナハンです。

大型自動二輪試験は実走行前に、大型をチャンと取り廻しができるかどうかの確認があります。

試験場によってやり方が色々、おそらく試験官判断なのではと思います。

そのあとに、いよいよ実走行による試験が始まります。

ゼッケンナンバー赤の1番

試験の順番は1番です。

この順番は当日の受付順で決まります。普通限定の合格日は、朝、銀行振込の手続きをしてから行ったので受付時間ギリギリになり、順番は一番最後のほうになりました。

大型自動二輪、普通二輪、普通二輪AT、小型限定、小型限定ATの順

この日は、なぜか早く家を出たので受付開始前に試験場到着。受付開始を待って手続き。

なので順番はこの日の一番目です。受検ナンバー赤の1番(大型自動二輪受検者がつけるゼッケンは赤)。それだけでなんとなくドキドキです。

大型は大きいか

この日のコースは①コース

いよいよスタート。慣らし走行1週から始まります。

大型自動二輪であるCB750Fにまたがってみると「メチャ大きい」。

普通二輪のCBに慣れてきた感があったのに、やっぱり大型はちょっと大きい。

ミラーの確認をして待機すると同時に試験から慣らし走行を始めてくださいという指示。

後方確認してギヤーを入れ、再び後方確認して後輪ブレーキを離しながら、そろりとクラッチをつなぎスタート。

最初の慣らし走行をゆっくり始めると、普通二輪の時に感じたハンドルのフラフラ感も、普通二輪より大きく感じます。

こんなんでコース一周できるのかという不安がやってきます。

とりあえず、ギヤチェンジの具合や半クラの感覚を確かめながらグルっと一周。

CB750F前輪の先っぽをスタート位置ポールの真横につけてギヤーをニュートラルに。

いよいよ試験スタート。緊張からエンストしないようにアクセル強めに意識。半クラ具合を確かめるようにするとスルスルとバイクが進み始めます。完全にクラッチが繋がったらアクセルを開けて加速。ちょいとオーバーアクション気味に安全確認をしてコースに入ります。

最初の直線は50km。ギヤー指定はないけど6速まで入れます。50kmを明らかに越したら、ポンピングとギヤダウンとエンブレで充分に減速。

最初のコーナーを回ります。コーナーを回るとすぐに横断歩道があるので、一応横断歩道の左右を確認しつつ首を振って安全確認のアピール。

次に右折。ブラインドなので相応の対応が必要です。一時停止、踏切、そして左折、クランクへ向かいます。

一時停止、踏切、そして左折を初めて大型で行うと、普通二輪で感じた前輪のふらつきがとっても気になります。

落ち着かない落ち着かない。重心、半クラ、アクセルの感覚が全然つかめていない感じです。

このあたりは、普段から400ccなどの普通二輪に乗り慣れている人はあまりないところかもしれません。

普段、原付スクーターのみで練習しているため、そのギャップから生じるものかもしれません。

さていよいよクランクです。キープレフト走行からさらにラインを左に寄せます。

そして減速してクランクに入ります。

クランクに入るときは、大回りしたくなりますが、それは厳禁。

左に寄せたまま半クラを使いゆっくりスムーズに入ることが大切です。

クランク

左に寄せて、半クラとアクセルワークで左折そして左に切っていたハンドルをまっすぐに・・・

倒れました。コロンと転倒。あれれという感じでコロン。バランスが完全に左になったままコロン。

転倒確定を認識した瞬間から、バイクをガチャンとしないように、自分が挟まれないように、この二つに意識が急速チェンジ。

バイクの一部が路面にちょこっと着いたと思ったら今度は自分の体をコース外のところで半回転させて身を守る感じです。見事な転倒ぶりだったと思います。試験官から無事かどうか確認の無線がはいり、手を挙げて答えます。ここで試験終了。

試験車両を起こして、コースに戻すことにしました。

CB750Fは、結構簡単に起きました。取り回しはラクラクかも。

でもコース内に戻そうとしたら動かない。

あせっていたのでギヤーが入りっぱなしだったのを忘れていました。

駆け付けた試験官が試験車両をコースに戻し、ひと段落。

ぐるっと回ってスタート位置に戻ってくださいという指示をもらい、もう一度試験車両CB750Fに乗ってスタート地点に。

試験車両には、コース外の土と草がついていましたが、新たについたと思われる傷はなく、受検者である自分もバイク同様に土と草がついている以外は傷もケガもなく、とりあえず無事に試験を終えました。

次の番の人には、とても迷惑な受検者だったと思います。

ここで転びました。

転倒した一番の理由は、クラッチ操作です。半クラ調整の重要性とコース外の芝がクッションの役目になっていることを理解。次の試験は、約一か月後の7月9日と決まりました。